ABS造形で反った経験のある方必見!ABS印刷「3つ」のポイント
「3DプリンターでABSを使って試作をしたい!」「治具を作りたい」など3D造形サービスの利用検討している方や、「ABS造形をしたいけど反ったり造形が難しいってホント?」「導入したいけど使いこなせる?」など不安をお持ちの方にお勧めの動画をご紹介します。
ABS印刷「3つ」のポイント!を動画で解説!
10月1日(木)L-DEVO・FUNMATのメーカーフュージョンテクノロジーが、ウェビナーを開催いたしました。テーマは、【ABSはどこまで大きく作れるの?】 FUNMAT HTを使用したABS印刷「3つ」のポイントです。
INTAMSYS社の産業用3Dプリンター「FUNMAT HT Enhanced」を 使用して、いかにABSを「安定的に印刷」できるかのポイントを交えながら 実証実験をしています。
44分程度の動画です。他の3Dプリンターでも使えるテクニックなども紹介されています。ABS造形する前には必見です。
この動画のポイント
ABS樹脂は反りやすいってホント?
そうなんです!ABSは、ある程度の大きさになると反りやすく、大型造形には向いていないと言われています。材料費はそれほど高くないのですが、安価な3Dプリンターでは、どうしてもきれいに造形ができないとご相談をいただく事があります。
ABS印刷での問題点
1.反りやすい
2.土台がはがれやすい
3.サポート材がうまく機能しない
この動画では、ABS造形によくあるこの問題点をいろいろな3Dプリンタに応用できる、ABS印刷「3つ」のポイント!を解説しています。
実証実験で使用!ABSが反らずに印刷できた「FUNMAT HT Enhnced」の特徴
実証実験に使用されている3Dプリンターは、FDM方式「FUNMAT HT Enhnced」です。動画で24cm角の形状を反らずに造形しています。「FUNMAT HT Enhnced」はなんといっても密閉度が高く、庫内の温度を一定に保つ事を得意としています。ABS樹脂には、欠かせない条件なのです。
「FUNMAT HT Enhnced」の特徴
●庫内を最大90℃まで加温する事ができる(チャンバーヒーター搭載)
→ポリカーポネイトなどの大型造形も可能
●テーブルのレベル調整の正確さ(オートレベリング機能)
→造形プレートを加熱しながら行うので熱膨張も考慮して調整してくれる
産業用3Dプリンターというだけに「精度」が高い
●スライスソフト「INTAMSUITE(インタムスーツ)」設定の柔軟性
→スライスソフトの自由度が高い
サポートの構造・ノズルファン速度・内部充填パターン等も変更可能
サポートを付けたくない場所を設定する事が可能
ABSの造形風景や、スライスソフトの操作方法なども動画で説明しています。
なるほど!と納得する事もたくさんありました。ぜひご覧になってくださいね。
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