頭蓋骨のレプリカを3Dプリントで製作。教育・研究機関における3Dプリンター活用事例
九州大学総合研究博物館様の、古人骨や動物の頭蓋骨のレプリカ製作のお手伝いをさせていただきました。
今回ご依頼いただいた九州大学総合研究博物館様は、九州大学の学内共同教育研究施設です。自然史・文化史など多くの分野を総合した博物館で、学術標本の収蔵・保存,展示・公開はもちろん、調査・分析および研究教育の支援も行い、大学内外の研究教育活動に寄与しています。
3Dプリント製レプリカ頭蓋骨の実際の展示風景
こちらは実際の館内の開示室の写真です。本物の骨格標本の近くに3Dプリンター製の頭蓋骨(白色)が並べてあり、来館者は自由に手に取って見ることができます。
※現在九州大学総合研究博物館様はリニューアルを控えており、開示室の開閉についてはHPをご確認ください。
どの頭蓋骨のレプリカかというクイズを出したり、形質の違いを説明したりする際にも使用していただいており、ご盛況いただいております。
また3Dプリンター製レプリカは軽くて丈夫なため持ち運びやすく、館外での出張ワークショップなどでもご活用されています。
頭蓋骨レプリカ製作メモ
3DプリンターはFDM方式のL-DEVO、材料はPLAを使用しました。
今回はお客様の3Dデータを、弊社で3Dプリントいたしました。
お手元に3Dデータがない場合でも、2D図面からの3Dデータ作成や現物の3Dスキャンなども承っております。どうぞお気軽にご相談ください。
3Dプリントのことなら何でもご相談ください
- 試作品を造形したい
- 小ロット製品を作成したい
- 造形するためのデータが作れない
- 材料の選び方がわからない
- 3Dプリンター本体を購入したい
- 3Dプリンターの実機を見てみたい
弊社では、3Dプリント造形から3Dプリンター本体の販売まで、3Dプリント全般に関するサービスを行っています。
3Dプリンター本体は、産業用から個人向けまでさまざまな機種を取り扱っています。
3Dプリンター取扱機種の一例
- 産業用3Dプリンター「FUNMAT」シリーズ
- FDM方式「BambuLab」 「Creality」「AMESOS」シリーズ
- 光造形 (LFS)「Form 3」シリーズ
- 光造形(MSLA マスク式光造形)「Form 4」
- 光造形 (DLP)「RAYSHAPE」シリーズ
3Dプリントをこれから始めたい方も、造形でお困りの方も、3Dプリンター本体の購入を検討している方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。