造形時間が早い!DLP方式光造形機「RAYSHAPE Shape 1+ 」がやってきた

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e.watanabe

    RAYSHAPE社の3Dプリンター、DLP方式光造形機が、本日弊社にやってきまました。高精度・高品質の工業用DLPプロジェクターを搭載しており、LCD方式の3Dプリンターと比較してメンテナンスが簡単。安定造形、で高寿命な3Dプリンターを早速開封してみます。

    DLP方式光造形機 RAYSHAPE社の「Shape 1+ 」の特徴とは?

    Shape 1+は、まったく新しいDLP方式3Dプリンターです。これまでSLA方式の大きな問題だった造形時間の長さを、同等の精度を持たせたまま大幅に短縮。さらに安定性も向上しました。
    タッチパネル方式ですので直感的に操作できます。また、使いやすいスライスソフト「ShapeWare」を付属しています。

    Shape1+ 詳細

    プリントエリアW192×D108×T190mm
    積層ピッチ25〜300ミクロン(0.025〜0.3mm)※設定・材料により制限あり
    波長405nm
    解像度1920×1080ピクセル
    ピクセルサイズ100ミクロン(0.1mm)
    印刷速度50mm/1時間@積層ピッチ100ミクロン
    (レジンの種類と印刷設定によって異なります)
    データ転送方法USBフラッシュディスク、イーサネット(LAN)
    付属スライスソフトShapeWare(Windows7 / 8 / 10 / 11)
    ファイル形式STL、OBJ、SHAPE
    供給電力100 / 220VAC、50/60 Hz
    使用電力250W
    本体サイズ420×400×604mm
    本体重量27kg
    備考30℃まで加温可能(ビルドチャンバーを適切な温度で常に制御)
    エアフィルターによる排気管理 7インチのタッチスクリーン

    材料は「フリーレジン」なので自由に選べます。

    RAYSHAPE社のDLP方式 3Dプリンターのオリジナルレジンも、用途に合わせて選ぶ事ができます。また、「フリーレジン」方式なので、自由に材料を選んで使うことも可能です。水で洗えるレジンなどもあり現在検証中のようです。

     RAYSHAPE社 マテリアルレジンレジン

    マテリアルレジン

    ベーシックシリーズスタンダード(白/黒/グレイ)
    ディテール
    ファスト
    ファンクショナルタフ20(白/黒)
    リジッド20
    ハイテンプ160
    Pro10
    クリア10
    Red-HD
    ※サードパーティーレジン等にも対応はしていますが、
    プリント条件などのパラメーターはお客様にて設定していただく必要がございます。

    さっそく開封します。

    「Shape1+」は本体重量27キロなので、配達業者さんは軽々と2階まで運んでいただきました。
    早速箱の中身をあけてみましょう。

    RAYSHAPE社 DLP方式3Dプリンター「Shape 1+ 」

    購入時付属品

    購入時には、開封後すぐに造形できる付属品がついていました。

    ツールキットの中身

    ツールキットの中身

    洗浄槽(大)・洗浄槽(小)・ハンドスプレー・ゴム手袋・ディスポフィルター・プラスチック用ニッパー・金属スクレイパー・ブラシ・ピンセット・六角レンチ・スクレイパープラスティック・ねじ(スペア)・LANケーブル・電源コード・SHAPEWAREUSBドライブ1ライセンス入り
    ※ツールキットの内容は、予告なしに変更になる場合がございます。

    準備ができたらさっそく造形開始です。どんな風に仕上がるのかとても楽しみです。またブログでご紹介させていただきますね。

    お問い合わせはこちらから

    弊社では3Dプリンター全般のサービスを行っております。3Dプリンター選びからご購入、試作品などの造形サービスまで、皆様のご相談を承っております。

    また、産業用3Dプリンター「FUNMAT PRO 410」をはじめ、FDM方式3Dプリンター「L-DEVO」光造形(LFS)方式「Form 3」、光造形(DLP)方式「RAYSHAPE」など、各種3Dプリンターの実機を見学してみたい方、3D造形にご興味のある方、材料を検討されていらっしゃる方など、お気軽にお問い合わせください。