Form2のレジンタンクが認識されない時の対処法

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Takashi Fujisaki

    Form 2をお使いの皆さまこんにちは!Form 2を長く使用していて、だんだんレジンタンクが認識されにくくなってきた…なんてことはありませんか?今回は、そのように認識されにくくなってしまった時に、再びスムーズに認識されるように戻すための方法をご紹介します。

    症状: レジンタンクを設置してるのに「Tank Removed」アラートが出る

    レジンタンクが認識されず「Tank Removed」(取り外しました)のアラートが表示されてしまう

    レジンタンクを設置しているにも関わらず、うまく認識されず「Tank Removed」(取り外しました)のアラートが表示されてしまう。そんな時は手でタンクの位置を微調整してると認識されたりするのですが、正直、毎度毎度これを行うのは面倒すぎますね…。

    というわけで、そんな時の対処法をご紹介します。

    Form 2のファームウェアを最新にする

    まずは、Form 2のファームウェアを最新のものにアップデートしてみてください。アップデートにはさまざまな修正や改善が含まれており、これによって細かな問題が改善されることもありますので、常に最新にしておくことをおすすめします。

    センサー部分を掃除する

    ファームウェアをアップデートしても問題が解消されない場合は、タンクを認識するセンサー部分が汚れてしまっているのかもしれません。

    弊社では、レジンタンクがどうにも認識されなくなってきた場合はタンクセンサーを掃除して対応しています。参考までに、弊社の行っている掃除方法をご紹介します。

    用意するもの

    • スプレータイプの接点復活剤
    • 綿棒

    接点復活剤とは、たとえば携帯の充電器などにある「電気が流れる金属接点部分」の接触を改善する薬剤で、ホームセンターや通販サイトなどで手に入ります。

    タンクセンサーの掃除手順

    綿棒にスプレーを吹きつけて、

    綿棒でレジンタンクセンサー面を拭きとります。金属部分以外に触れると破損の原因となるので注意しましょう。

    タンク側の接点もやります。

    Form 2

    掃除はこれで終わりです。タンクをセットしてみると…、

    認識しにくくなっていたレジンタンクが、スムーズに読み込まれました!

    おわりに

    タンクの認識が悪くなる原因がセンサー以外にある場合もありますが、弊社ではこの方法でおおむね改善できています。同じ症状でお悩みの方は参考にしてみてください。ただ、接点復活剤を使っての洗浄はあくまで弊社の一例となりますので、ご使用は各自のご判断の上で行ってください。