入門用3Dプリンターの大本命!?低価格でスタイリッシュな「Creality 3D Sermoon D1」がやってきた

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Takashi Fujisaki

    先日、3Dプリンター「Creality 3D Sermoon D1」が私たちの3Dプリントルームに新たに仲間入りしました!洗練されたルックスもさることながら、特筆すべきはその価格。定価89,900円(税込)は、同じFDM方式の3Dプリンター「L-DEVO F300TP」のなんと約10分の1!この超低価格3Dプリンター、いったいどんなものなのか、スタッフ一同興味津々で開封してみました。その様子をご紹介します。

    ※2022年9月現在

    はじめに。低価格3Dプリンター「Creality 3D Sermoon D1 」の主な特徴は?

    Creality 3D Sermoon D1

    透明なデザインでアルミ合金製のフレームに透明な2重扉でスタイリッシュなデザインのFDM方式の3Dプリンターです。プリントエリアも、280 x 260 x 310 mmと比較的大きく、ノズル温度も最大250℃まで上昇します。価格帯の割にはしっかりとしたスペックでという印象です。

    材料はPLAやABSが使えます。(※ABSで造形する時は別途トップカバーが必要です。)

    「いきなり高額な業務用3Dプリンターを導入するのは難しい」「コスト重視で手軽に導入したい」といった際の、「3Dプリンター入門」としての選択肢のひとつとなりそうですね。

    最大プリントサイズ280 x 260 x 310 mm
    ノズル径基本径0.4mm、オプション0.2/0.8/1.2mm
    積層ピッチ0.1-0.4mm
    最大プリント速度180mm /秒
    最大ノズル温度≦250℃
    対応フィラメント1.75mm PLA、ABSなど
    ※ABSで造形する時は別途トップカバーが必要です。
    ホット・ベッド≦100℃
    本体サイズ500 x 500 x 531 mm
    本体重量20.5kg
    低価格3Dプリンター Creality 3D Sermoon D1 仕様詳細

    組み立てはかんたんな取り付けのみ!

    本体サイズは 幅500 x 奥行き500 x 高さ531 mmというだけあって、思っていたより大きかったなという印象です。本体は20kg程度で、3Dプリンターとしてはそんなに重くない方だと思います。

    箱から出したら、マニュアルどおりにフィラメントシャフトなどを取りつけて、ガラステーブルのビニールを剝がししたら設置完了です。

    思ったより大きい…けど圧迫感なくスッキリした印象

    「Creality 3D Sermoon D1」とL-DEVO「F4040TP」の大きさ比較

    Creality 3D Sermoon D1を、大型造形ができる「L-DEVO F4040TP」と並べてみました。

    造形エリアで比較してみると、Creality 3D Sermoon D1が280 x 260 x 310 mm 、F4040TPが400 x 400 x 400 mmと圧倒的な差がありますが、設置に必要なスペースはさほど変わらない…気がします。

    ただ、クリアな外観で高さもないので、圧迫感や「いかにも」な存在感はなく、スッキリとスタイリッシュな印象です。

    これより造形品質を検証してみます

    ちょっとだけお試しで造形してみました

    この値段でどこまで印刷できる?造形品質は?コストは?興味が尽きないので、これからいろいろな機能や造形方法を試してみます!また改めてご紹介します。お楽しみに!

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    弊社では3Dプリンター全般の販売、サービスを行っております。

    また、低価格3Dプリンター「Creality 3D Sermoon D1」をはじめ、産業用3Dプリンター「FUNMAT PRO 410」など、各種3Dプリンターの実機の見学をしてみたい方、3D造形にご興味のある方など、皆様のご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。