大型光造形3Dプリンター「Form 3L」遂に販売開始に!

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e.watanabe

    2020年9月10日、 Formlabs社より大型モデルの光造形が可能な「Form 3L」の新製品発表会がウェビナーで開催されました。 光造形機「Form 2・Form 3 」に比べ体積が現行の5倍に増え、大型のプリントが可能になりました。

    造形サイズ200×335×300mm !大型造形を実現

    造形容量が「Form3」の5倍にもなる「Form3L」の造形サイズは、200×335×300mmもあり、工業向けの大型モデルも一体で造形が可能となりました。これにより外部へ委託しなくても自社での試作が可能になったり、細かく分割造形した部品の組み立てや接着作業を削減できたりと、製造過程の経費削減や時間短縮などいろいろな可能性が広がりそうです。

    従来の「Form 2・Form 3」の5倍の造形容量をもつ「Form 3L」

    高品質の秘密は、スポット径85ミクロンの強力なレーザー

    LPU( ライトプロセッシングユニット )に搭載されたレーザーは、スポット径85ミクロンの精密で強力なレーザーパワーを持っています。 また、お客様自身で交換可能なLPU(ライトプロセッシングユニット)を2台搭載しています。2つのレーザーが同時に稼働しますので、スピーディーに高密度のモデルを造形いたいます。

    Form 3L仕様

    ・XY解像度:25μ
    ・レーザーパワー:250mw
    ・積層ピッチ:25-300μm
    ・造形サイズ:200×335×300mm

    Form 3L特徴

    〇大型造形が可能
     レーザーとミラーで構成されるLight Processing Unit (LPU)を2基搭載。 
     造形サイズ:200×335×300mmで大型造形が可能。
    〇安定した造形を実現
     良好な造形条件を保ちながら造形が可能にする内蔵センサー搭載。
     マシンの状況を確認しながらアラートを送る為トラブルが発生しても
     すぐに確認が可能。オンラインでのクラウド監視・管理も!
    〇クローズドループ校正機能搭載
     造形サイズと負荷を連続して補正しながら造形を行う光学センサー搭載。
     ビルドスペース内の僅かなゴミも逃さず検出!
    〇シームレスな材料管理
     材料はシンプルなカートリッジシステムの為、切り替えが簡単。
     2本のレジンカートリッジをセットでき材料切れの心配なし!
    〇自社で交換可能な部品もあり!
     Light Processing Unit、ローラーホルダ、タッチスクリーンはお客様で
     交換可能。修理配送の手間、経費を削減!

    ストレスフリーな材料管理!「Form 2・Form 3」と同じ材料が使用可能

    左 「Form 3L 」  右 「Form 3」

    多様・多種類の材料を1台のプリンターで造形可能です。材料交換も、材料カードリッジとタンクを交換するだけなので数分で完了します。パーツを造形し続ける限り、自動レジン補給システムが材料を補給し続けます。 2つの材料カートリッジをセットする事ができ、材料切れを防ぐことができます。

    タンクは、「Form 3L」専用のタンクになります。

    今まで「Form 2・Form 3」をお使いのお客様は、「Form 3L」に移行しても材料がほぼ同じなので、現在お持ちの材料をそのままお使いいただけます。

    今なら!期間限定キャンペーン実施中

    今なら、期間限定キャンペーンを実施中です。詳しくは「シーキューブ 3Dプリントステーション」までお問合せください。 この機会にぜひ!

    お問合せはこちらから

    Form 3Lの詳細はこちらからどうぞ